アイドルなんて好きになるんじゃなかった

村上さんと関ジャニ∞とすばるくん。のはずだった。どうでもいい独り言

ヨコさんが留守電を残す世界線

※とある曲を聞いてぐぁぁぁぁってなった結果いろんなことを勝手に歌詞から妄想してしまっただけです。

※事実とは1ミリも関係ないので、「あの曲をそういう風に捉えることもできるのか」程度に寛大に受け止めてください。

※問題があれば消します

 

 

 

すばるくんのアルバムに入っている12曲の、最後の曲

キミ

 

「キミ」という単語だけは、いわゆる「あなた」や「お前」と同等の、自分と対する存在に対して使う呼びかけ、呼び名のようなものだろう。

だけど、「渋谷すばる」という人の口から出てくるこの単語に、耳がピクリとなった。

「君」や「きみ」じゃなくて、「キミ」なのだ。それはイントネーションとしては平坦なものかもしれないけれど、もし、もし、「キ」があがるイントネーションならどうだろう。キ↑ミ↓ならどうだろう。

 

要するに私は、この曲の「キミ」(同等の意味の他単語も含む)を、横山キミタカさんだと思って聞くようになってしまった。

 

キミが生まれた意味

ぼくが生まれた意味

だれにだってあるはず 生きてやるべき事が

 

ぐっとキタ。

語彙力なさすぎて悲しいけれど、ぐっとキタ。

普通に生きていたって、思春期には生まれた意味を探るものだと思う。それが思春期だし。

その時期を、テレビとかいう世間と一線を引いた世界で生きてきた彼らは、その上で袂をわかつことを選択した彼と彼らは、「生きてやるべき事」について、私なんかよりよっぽど、よっぽど考えているんじゃないのかな、と思う。

 

ぼくの心には キミのアホみたいな 最高の笑顔 最強の笑顔

 

おいおいまじか。まじか。

“最高”と“最強”を、並べちゃうのか。

 

最高も最強も、見て字のまんまだ。単語の作りとしては同じ。

「最も」「高い」で、「最高」

「最も」「強い」で、「最強」

この単語達にはそれ以外の意味は本来はない。

 

でも、このふた単語を並べることの意味を、14年間もその言葉の名の元に生きてきた彼が、意識していないわけがない。

彼を含めた7人の男達は、「最高で最強の」グループだったのだ。

最高で最強の彼らを応援できることが私にとって誇りで、喜びで、人生だった。(たとえ6人でも5人でも、最低で最弱な時があっても、それは今も変わらない)

 

あと、「アホみたいな」。

身も蓋もないことを言う。ヨコさんって笑った時たまにすごいへにゃへにゃ笑う。(かわいい)

「ヨコってアホやん」

よく聞いた。彼の、テンションが上がって少し音の高さもあがった、彼のよく響く声で、よく聞いたんだ。この言葉を思い出した。

 

人生残り半分の涙は もう全部流したよ もう全部流したよ

 

この歌詞を聞いて、2018年4月15日を思い出さなかった人なんているのか。

人生残り半分と考えて、彼は、すばるくんは、仲間と袂を分かつことにした。彼は結局、会見でも、その後のテレビでも、一度も涙を流さなかった。目を潤んでるのは何回も見たけど、でも、ポロリと雫をこぼしたのは見ていないと思う。

あの会見で泣いていたのは、ヨコさんなんだよ。

 

でも、でも。

 

きっと、すばるくんも、泣いたんだろう、なぁ。

 

ぼくらは正義だから ぼくらは正義だから

 

正義って、なんだろうか。

人の立場によって正義は異なる。というのは、ワンピースが中学生時代のバイブルだった人間の言葉である。

例えば、すばるくんから見ればすばるくんの人生は正義だろう。自分が正しいと考える道で歩くんだから。

でもじゃあ、他のメンバーから見れば?7人のグループの永遠を夢見ていたeighterからすれば?

すばるくんは、正義じゃなかったかも知れない。

でも彼らは歌うんだ。ぼくらは正義だから、と。

 

キミからの不在着信 心の叫びに聞こえたんだ

ビルだらけのせまい街に

むなしく響いたんだ ぼくだけに聞こえたんだな

 

ビルだらけのせまい街=東京か、大阪か、なんせ都会。と思う。

「東京」に「むなしく響く」すばるくん「だけに聞こえた」「キミ」からの「不在着信」

 

勝手に「ぼく」をすばるくんと解釈してるけれど、もうそこは許して欲しい。

ヨコさんがすばるくんに留守電を残す世界が存在するのだろうか。全く想像つかないけれど、それが存在するのかもしれない。

ヨコさんの心の叫びが、すばるくんにだけ届く、そんな、優しくて切ない、ちょっと悲しいかもしれない、世界線

 

いつでも横に キミとyouの Blues

 

いやもう!?!?

キミとyouやん!?

キミタカとユウやん!!!!!!!

 

正直、この歌詞で「キミ」(※タイトルと曲中の単語)が、「キミタカ」の「キミ」に聞こえるようになった。いやもう、だって、キミとyouを並べるのはずるいわ。

 

気になって、ブルースってどんな曲なのかなって改めて調べてみた。

「ブルース」とは、孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり、悲しみや孤独の感情は、英語ではしばしば「ブルー(blue)」の色でたとえられることに由来している[5]。

(Wikipediaより)

 

じゃあ、「キミとyouの Blues」は?

 

私の中での印象なんだけど、

「キミタカ」は、横山さん本人というか、本名だから、ただの「すばるくんの親友の横山さん」だと思ってる。

「ユウ」は、芸名だし、「関ジャニ∞横山裕」だと認識してる。

その2人、合わせて、パブリックなヨコさんとプライベートなヨコさん。

要するに、「ヨコさん」の、孤独や悲しみを表す歌。

 

 

 

ところで、「横に」というのは、「ぼく」の横なんだろうか、「キミ」の横なんだろうか。

 

あぁでも、この歌がそもそもブルースなんだとしたら、この歌が「キミとyouのBlues」なんだとしたら。

不在着信をかけてきたヨコさんの横に、いつでもいれないから。すばるくんからのプレゼントなんじゃないだろうか。

 

ヨコさんが留守電を残す世界線がもしあるのだとしたら、これ以上の優しさはきっとない。

 

あぁ、すばるくん好きだなぁ。

二歳、いいアルバムだなぁ。