あなたが好きで、自分が嫌い。
ああ、そうか、こんな気持ちになるんだ。
Twitter見て焦ってブログ見てもんどりうって、奇声あげた後の感想はそんな感じだった。
推しが結婚するって、こんな感じかあ。
まだお祝いできてない。全く素直に、心の底から、祝いの五文字を口にできてない。(文字に起こすことさえ避けている)
いきなりだけど、私はすばるくんになりたい。
別に歌が上手くなりたいとか黄金比の顔面を手に入れたいとかステージに立ちたいって意味じゃなく、彼の生き方が好きで仕方ないのだ。
涙目で出席していた会見を見た日から、ぼくのうたを聞いて泣いた日から、彼は私の神様だ。指針だ。ロールモデルだ。好きなことに真摯に向き合って、真っ直ぐに生きていたいと、すばるくんの歌を聞く度強く感じる。私にも「これで生きていきたい」と思う好きなことが、実はあるのだ。
こんな時代の中、こんな時代だから、誰かと生きる選択は尊いと本当に思う。
だけど自分の中で、結婚が幸せなことにジャンル分けされていない。
結婚することの価値とか、理由とか、意義とかがわからない。結婚する、した人を見るとへー、と思う。なんで結婚したんだろう。って。
この感情自体は単なる興味とか私の経験則とかに基づいているのだけれど、そこに推しが絡むとさらに複雑化してしまったようだ。
後はもしかしたら多分、勝手に親近感を抱いていたすばるくんが結婚という選択肢を選んだことへの動揺。
すばるくん大好きだよ。だからこそ本当に素敵だけれど、やっぱりさみしい。
あの日の「人生半分」の中で、きっといつかこんな日が来るかもって思ってはいたけれど、だけれど、素直にお祝いできない自分が嫌い。
「人生は楽しい」というすばるくんが眩しい。
そんなすばるくんが、その楽しい人生の、音楽を、好きなことに全力で挑む毎日を、誰かと過ごすと決めたことは、本当に美しいと、思う。
だけどもそれはイコールお祝いできることとはまた異なるんだよな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
ツイッターはタイムラインが祝福に満ちていて、一言目にお祝いを言えない自分に嫌気がさしてとりあえず閉じた。
いくつか自分の感じたことを書き出してみたものの、終着点がどうにも見当たらない。すばるくんへの感情がありとあらゆる方向へ分裂して気が狂いそうだ。
幸せになってほしいと強く思う。だけれど幸せになるための手段として、自分が幸せになれると感じていないものを選択した事実がキツい。
私がはみ出し者と言われているような感覚にもなるし、ああ結局、どんな人でもそこが幸せだとやっぱり思うのかとも思ってしまう。ばかみたい。
マイノリティになりたいマジョリティで、素直なふりして打算ばっかりだ。くだらない。
すばるくん、一番最初にブログでお知らせしてくれてありがとう。嬉しかったよ。
ごめん、まだ言えないけど。幸せだって教えてね。大好きだよ、ずっと。
最高だよ、渋谷すばる。
4/21 22:10 東京のあるセブンイレブンで、ラムレーズンサンドを買った。
たまらなかった。
渋谷すばる ONLINE LIVE 2021「NEED」
生きてることのすごさ、音楽のすごさが確実な実感を持って襲い掛かってきて、それはライブ中に例えば涙となって、笑顔となって、思わず振り乱した髪の毛に交じって、外に出された。
でもライブが終わった瞬間、どうしたらいいかわからなくなって、とりあえず、セブンイレブンに行こうと思った。
ピエールエルメとコラボしたイチゴのエクレアを、その日のお昼に我慢していた。
だけど、それを食べようと思った。
夜九時半に。
ブラックコーヒーと一緒に、食べようと思った。
昼に同じようにあきらめた、ラムレーズンサンドも一緒に。
夜九時半に。
だってなんかもう、止まれなかったのだ。
そうでもしないと走り出してしまいそうで、ご近所の周囲一キロくらいを奇声を上げながら猛ダッシュしてしまうところだったのだ。
それに比べれば、自分が太るだけという、何とも誰にも迷惑をかけないことか。
まあ、カロリーの面では、走り回ったほうがよかったのかもしれない。
何がすごかったのかと聞かれると全部だ。
演奏、歌声、セトリ、ライティング、カメラワーク。
すばるくんは、目を閉じて歌うことが多いんだなと気づいた。
絶対最初はSingで来るだろうな、と思っていた。もしくはEarth Color。
だってすばるくんはそういう人だ。嘘がなくて、飾り気もなくて、シンプルド直球。
アカペラを聞いてびりびりした。ほんとにこれ、配信なのか。
イヤホンを付けていなかったけれど、暗闇の中慌ててiPhoneのイヤフォンを引っ張ってきた。
だってこんないい音楽、大音量で心臓に響かせないわけにいかない。だけどここは集合住宅の一室でしかないので、イヤフォンを付けないと、多分明日お隣さんから苦情が来てしまう。
BUTTが始まった瞬間、正しく「上がった」。きっと私を定点カメラで撮影したら非常に面白かったと思う。
声に出さないようにひゃーーー!と歓喜しながら頭を振って、顔をくしゃくしゃにして、膝の上に乗せた白菜の形をしたクッションをめちゃくちゃに叩いた。
だって楽しかった。
音楽に合わせて頭を振って、その場で奏でられている音楽を味わうことが、本当に楽しかった。たった一年と少し離れていただけなのに、驚くほど綺麗さっぱり忘れてしまっていた感覚だった。それは多分、触れることで何度でも思い出せる感覚なのだけれど、逆を言うと、触れなければ中々気づけない感覚なのだ。
音が楽しいという感覚。音楽という感覚。
たかぶるへの流れは文字通り昂った。もうあんなに興奮すること生涯でないんじゃないかって錯覚した。そんなわけない。生のライブに行ったら、多分この5000倍は昂るし泣くし笑うし頭を振るし手を叩く。
ワレワレハニンゲンダを歌うと思ってなくて、でもほんとに、イントロ流れた瞬間ほんとに楽しかった。正直100dbくらいの声量で叫んで合いの手入れたかったけれど、やはり集合住宅なので我慢した。その代わり、頭だけじゃなくてお尻も動いてた。座椅子に座ったまま、器用に全身で踊っていた。
がんばって思い出しながら書いてみたけど、全体的に記憶がちょっと曖昧だ。
なんでってずっと泣いてたから。
ライブ始まった瞬間からほぼずっと泣いてた。
Noise歌ってる時もずっと泣いてたのだけれど、アップテンポの曲の時もずっと泣きながら笑っていたことが自分の中でいたく印象的で、だからたぶん、BUTT→たかぶる→ワレワレハニンゲンダ の流れをしっかり覚えているんだと思う。(だけどこのセトリも若干自信がない)
楽しくて泣いた。音楽って楽しい!すごい!こんなに楽しいの生まれて初めて!!(そんなことはない)。嬉しい!!!嬉しい!!!
そう思って泣いていた。
おかげでカラカラだ。
泣くから鼻が詰まっているのに、私は泣きそうになると口をかみしめる癖がある。
そのせいで息ができなくて、何回か窒息しかけた。笑えないがほんとのことである。
ライブ中、一度だけTwitterに投稿した。シンプルな一言だ。
「妊娠した」
断っておくが本当に妊娠したわけではない。
新曲のやめてくださいの歌(呼び方)の時、すばるくん、途中からわざとぺろぺろしていた。気づいたときはニヤニヤするくらいで済んだのだけれど、落ちサビ前の最後、色気がえげつなかった瞬間が耐えられなかった。あれは妊娠する。多分ほかにも全国で一億人くらい妊娠したと思う。
めちゃくちゃ余談だが、私は基本的に今のすばるくんの容姿について期待・言及をしない。だって彼がそれをウリにしていないから。(とはいえ、新しいアー写が出るとその度「顔がいい~~~~!」と両手で目をふさいで指の間からもう一度チラ見する)
だけどこの歌の時はカメラワークがずる過ぎた。完全に、自分の顔がいいこと・どうやって撮られているか把握している人間の顔だった。最高。やっぱり 顔面が黄金比=渋谷すばる(1981-)。
で、そんな最高すぎる顔面で何回も色気ぶつけられて、途中からエロすぎる感じでぺろぺろしてるの見せられ、カメラさんがめちゃくちゃ寄って笑って、その最後にあの色気満点の表情と歌い方と声。
いやだめでしょ。反則でしょ。チートでしょ。大好き。妊娠したから責任取ってほしい。(?)
生きる、歌ったの、少しだけ意外だった。NEEDの収録曲だけ歌うと勝手に思ってたから。
でも、ぐわあああああってきた。今、こんな時代だからこそ、「ただ生きる」ことのすごさ、尊さ、そんなものが覆いかぶさってきた。
個人的にちょっと人生の岐路なこともあり、ボロボロ泣きながら聞いた。またしてもカラカラだった。
素晴らしい世界にを歌うすばるくんを見て、本当に、この人は全部音楽で伝えるんだなと思った。ひとたび喋らせると口下手で、恥ずかしがりなのに、音楽を媒介した瞬間、この人は思いを、感情を、願いを、祈りを、何倍にも膨らませてこちらにぶつけてくる。その衝撃はいつも大きくて、強大で、時に受け入れるのが苦しいほどだけれど、だけど、抱きしめてみるとそれ以上に暖かなものはないのだ。だってたぶん、それは愛と呼ばれるものだから。
勝手な予測で、アンコールの曲はSingだと思っていた。アカペラじゃないバージョン。
あそこでぼくのうたは、ずるい。
もう一つだけ言いたいことがある、って宣言してから歌うのは、もっとずるい。
歌を歌うってすごいことだな、音楽ってすごいな、生きてるって、すごいな。
渋谷すばる、すごい。
配信ライブのいいところは必ず最前列なところだけれど、残念なところはぷつっ、と終わってしまうところだ。
画面が切り替わった瞬間、BUTTを聞きながら脱ぎ捨てたパーカーを着て、マスクを着けて、携帯と家の鍵だけ持って家を出た。21:36くらいの出来事である。
とりあえず動かないと、と思った。じっとしてられない。でも足元はいつも近所のコンビニに行くときに履いているサンダルだったので走れなくて、歩いた。家から徒歩三分のセブンに向かって歩いた。
信号のタイミングが悪かったので、途中でセブンと違う方向に向かった。そうなると我慢できなくて、信号に引っかからない方へどんどん歩いて行った。セブンイレブンからも家からもどんどん離れていった。人も街灯もたくさんあって、初めて都会に住んでてよかったな、と思った。
そのままご近所をずんずん歩いた。後で万歩計を見返したら、4,000歩以上歩いてた。
そうして、結局家からちょっと遠いセブンイレブンに行って、エクレアとブラックコーヒーを買って、またずんずん歩いて家に帰って、パソコンを立ち上げた。
今の感情は文字に起こさないと後悔すると思ったから。
音楽ってすごい。だってこんなに、叫びたいような感情のぐらぐらを呼び覚ましてくれる。心臓を揺さぶって、握りつぶしてくる。
知っていたはずなのに、忙しさの中で忘れていた感覚に、もう脳みそが少しも追いついていない。だから、思いつくまま文字を羅列している。こんなに文脈もへったくれもないブログ、未だかつてなかっただろう。
オチなんてもの、この感情につけられない。だってまだ少しも落ち着いていないから。
一時間ずっと、足を組んでひたすらタイピングしている。そろそろしびれてきた。
今日はオールしよう。でも寄る年波には敵わないので、多分3時くらいには寝る。明日はモンスター飲んでから仕事に行こう。
音楽は、なんてすごいんだ!なんて楽しいんだ!
私は今生きている!なんて素晴らしいんだ!なんて尊いんだ!
最高だよ、渋谷すばる。やっぱり最強にかっこいいね、あなたは。大好きだ。
とある服屋さんで店長をしていたお姉さんへ
身バレ覚悟ですが。
その服屋さんに初めて行ったのは、去年の夏のことだった。
勇気が出なくて買ったことの無かった小花柄のワンピース。
茶色の編みかごみたいなベルトが可愛くて、試着をして、気づいたら買ってしまっていた。
嬉しかった。
去年の夏はずっとそれを着ていた。
二回目は、10月の初めの頃。
すばるくんのファンミーティング(babu会 vol.0)にまさかの当選を果たしてしまった。
それはいいのだけれど、私は秋服というものをほとんど持ち合わせていない。
どうしようと悩みながら、仕事帰りに駅ビルに立ち寄った。
ワンピースを買ったお店が目に付いた。
店員さんの接客も丁寧だったし、相談に乗ってくれるかもしれない。
よっぽど不安げな顔をしながら入ってきたのか、すぐに店員さんが声をかけてくれた。
「なにかお探しですか?」と。
私は脳内で何度も考えていたセリフを口にした。
「赤い服が欲しいんです。でも、今の季節冬服がほとんどで、分厚いニットばかりで。明日は28度の予想なので、もう少し薄手のものがいいんです」
「赤い服」
と繰り返して、お姉さんは7分丈のピッタリした薄いニットを持ってきてくれた。
目の覚めるような赤色は、すばるくんに会うのにこれ以上無い色に思えた。
感動している間にスカートを二着持ってきてくれた。
またそのスカートもとてつもなくかわいい。
こんなかわいいスカート私が履いていいのかと思うほどだった。
結果、予算の二倍の金額を支払い、私はホクホクして家路に着いた。
それからしばらくしてもう少し秋が深まった頃に、買い物のついでにまたその服屋さんに行った。
チェックのスカートが可愛いなぁと思ってみていると、店員さんが近寄ってきた。
「いつもありがとうございます!」
お姉さんは確かにそう言った。すばるくんの時に服を選んでくれたお姉さんだった。
その後も、もっと寒くなっても、コロナの自粛期間が開けても、お店に行くといつもお姉さんがすぐに来てくれた。
そのお店で買った服を着ていくと、とても嬉しそうに、可愛いですね、と言ってくれた。
少しの間(と言っても私にとっては当たり前に空くくらいの期間)服屋さんに行かなかった。
別に避けていたわけでも金欠だった訳でもなく、忙しかったことと服が必要ではなかった。
映画を仕事帰りに見ることになり、映画までの時間を潰そう、あわよくばかわいい冬服をゲットしよう。
そう思って服屋さんに行った。
全く知らない本屋がそこにはあった。
まさかと思ってお店の公式ホームページを見た。
店舗一覧のところから、名前が消えていた。
本屋はまだオープン前の準備段階で、それはつまり、ほんの一週間前に来ていたら、まだ服屋さんはあったかもしれないのだ。
色んな気持ちがぐるぐる回った。
お姉さんと会えなかった寂しさも、もっと積極的に買いに来ていれば閉店を防げたかもしれないという後悔も、悲しさも、虚しさも、やるせなさも。
あとから知ったことだが、母体のブランドが業績不振を理由に日本での業務規模を縮小しているらしい。
私の大好きな服屋さんも、その一環だったのだ。
都内に四店舗あった店舗は全て閉店していた。
ひと月かけて全店の住所を巡って知った。
なんならこのブログを書いている間に公式通販サイトからブランドの名称が消えていた。
もう、このブランドは無くなるのだろう。
あのお店で店長をしていたお姉さんへ。
お姉さん、お変わりないですか。
私はそろそろ冬服が欲しくてたまりません。
今はダイエット中で買い物を我慢していますが、目標体重まで落とせたらあなたのお店の新作を買いたいのです。着たいのです。
お姉さんのおかげで、私はスカートを履くようになりました。
服にお金をかけることが楽しいと、素敵だと思えるようになりました。
今度好きな人とデートするんです。服を選んでくれませんか。
私の漠然としたイメージから、いつも最適解を導いてくれるあなたがいないと、服選びがとても難しいんです。新しい服がなかなか買えません。
Fabulous Angela 錦糸町PARCO店の店長をしていたお姉さんへ。
閉店する前に一度お会いしたかった。
この感謝をあなたに直接伝えたかった。
お店に行くといつも笑顔で迎えてくれるあなたが大好きです。
どこかでまた素敵なお洋服を販売されていることを願っています。
かえで
てっこうせき欲しい
こんばんは。こんにちは。ご無沙汰です。
唐突に、とてもオタクらしい感情、しかも柔らかくてなんか恥ずかしくなるくらい淡い感情が湧き出たことに気づいた。
村上さんに、どう森やってほしいなぁ。と。
まず断っておくけれど、私は任天堂の回し者ではない。いつも楽しませてもらっているけれど。
Switchの最新版を買って毎日せっせと島作りに励んでいて、そんな時にふと、村上さんもやって欲しいな、と、思ったのだ。
私はすごいゲーマーという訳では無いので、どう森は高校生ぶりにプレイした。
雑草を抜いて、魚を釣って、貝を拾って、虫を採って、お金を貯めて、たぬきちに奉納する。
ギミックは少し変わっていたけれど、サンドダラーの響きが懐かしくて、ベルをうっかり円と言ってしまう事も、たまに釣れる鯛が嬉しいこともそのままだった。動物達と一緒に送る、のんびりした暮らし。
どうぶつの森の中でできることは、私も頑張れば現実世界でできるかもしれないけれど、当たり前だけどボタンを1回押すだけでは出来ない。
だから、村上さんにやって欲しいな、と思ったのだ。
苦手な虫は捕まえなくていい。お化けも怖いだろうから、ゆうたろうは見て見ぬ振りをしたらいい。大好きな海を眺めながら、几帳面な性格で、お花をちまちまとお世話してくれないだろうか。たぬきちの組んだローンに「ぼったくりやんけ!」と怒りながら、その独特なファッションセンスを遺憾無く発揮してはくれないだろうか。持ち前の銭ゲバ精神で貯金しまくって、メンバーに笑われるくらいの大豪邸を建ててはくれないだろうか。
そうやって、きっと目まぐるしい忙しさの中で、ほんの少しでも、安らいではくれないだろうか。
今のご時世、良くないことかもしれないけれど、色んなことが中止、延期になっていて、あのワーカーホリックさんも、少しは時間に余裕が出ているんじゃないだろうかと勝手に想像している。
暇を良しとしない人なのだろうけど、キャンピングカーから眺める景色に感慨を深めていたのと同じように、仮想の空間でものんびりしてくれると嬉しいなと思ったのだ。
(あとシンプルに村上さんがどう森してるの想像したら可愛い)
村上さん、是非ご検討ください。
でも本音は、やっぱり、会える日を楽しみにしているから、今のこの状況が一刻も早く落ち着きますように。
みんな一緒にどう森しましょ。
かえで
ヨコさんが留守電を残す世界線
※とある曲を聞いてぐぁぁぁぁってなった結果いろんなことを勝手に歌詞から妄想してしまっただけです。
※事実とは1ミリも関係ないので、「あの曲をそういう風に捉えることもできるのか」程度に寛大に受け止めてください。
※問題があれば消します
すばるくんのアルバムに入っている12曲の、最後の曲
「キミ」
「キミ」という単語だけは、いわゆる「あなた」や「お前」と同等の、自分と対する存在に対して使う呼びかけ、呼び名のようなものだろう。
だけど、「渋谷すばる」という人の口から出てくるこの単語に、耳がピクリとなった。
「君」や「きみ」じゃなくて、「キミ」なのだ。それはイントネーションとしては平坦なものかもしれないけれど、もし、もし、「キ」があがるイントネーションならどうだろう。キ↑ミ↓ならどうだろう。
要するに私は、この曲の「キミ」(同等の意味の他単語も含む)を、横山キミタカさんだと思って聞くようになってしまった。
キミが生まれた意味
ぼくが生まれた意味
だれにだってあるはず 生きてやるべき事が
ぐっとキタ。
語彙力なさすぎて悲しいけれど、ぐっとキタ。
普通に生きていたって、思春期には生まれた意味を探るものだと思う。それが思春期だし。
その時期を、テレビとかいう世間と一線を引いた世界で生きてきた彼らは、その上で袂をわかつことを選択した彼と彼らは、「生きてやるべき事」について、私なんかよりよっぽど、よっぽど考えているんじゃないのかな、と思う。
ぼくの心には キミのアホみたいな 最高の笑顔 最強の笑顔
おいおいまじか。まじか。
“最高”と“最強”を、並べちゃうのか。
最高も最強も、見て字のまんまだ。単語の作りとしては同じ。
「最も」「高い」で、「最高」
「最も」「強い」で、「最強」
この単語達にはそれ以外の意味は本来はない。
でも、このふた単語を並べることの意味を、14年間もその言葉の名の元に生きてきた彼が、意識していないわけがない。
彼を含めた7人の男達は、「最高で最強の」グループだったのだ。
最高で最強の彼らを応援できることが私にとって誇りで、喜びで、人生だった。(たとえ6人でも5人でも、最低で最弱な時があっても、それは今も変わらない)
あと、「アホみたいな」。
身も蓋もないことを言う。ヨコさんって笑った時たまにすごいへにゃへにゃ笑う。(かわいい)
「ヨコってアホやん」
よく聞いた。彼の、テンションが上がって少し音の高さもあがった、彼のよく響く声で、よく聞いたんだ。この言葉を思い出した。
人生残り半分の涙は もう全部流したよ もう全部流したよ
この歌詞を聞いて、2018年4月15日を思い出さなかった人なんているのか。
人生残り半分と考えて、彼は、すばるくんは、仲間と袂を分かつことにした。彼は結局、会見でも、その後のテレビでも、一度も涙を流さなかった。目を潤んでるのは何回も見たけど、でも、ポロリと雫をこぼしたのは見ていないと思う。
あの会見で泣いていたのは、ヨコさんなんだよ。
でも、でも。
きっと、すばるくんも、泣いたんだろう、なぁ。
ぼくらは正義だから ぼくらは正義だから
正義って、なんだろうか。
人の立場によって正義は異なる。というのは、ワンピースが中学生時代のバイブルだった人間の言葉である。
例えば、すばるくんから見ればすばるくんの人生は正義だろう。自分が正しいと考える道で歩くんだから。
でもじゃあ、他のメンバーから見れば?7人のグループの永遠を夢見ていたeighterからすれば?
すばるくんは、正義じゃなかったかも知れない。
でも彼らは歌うんだ。ぼくらは正義だから、と。
キミからの不在着信 心の叫びに聞こえたんだ
ビルだらけのせまい街に
むなしく響いたんだ ぼくだけに聞こえたんだな
ビルだらけのせまい街=東京か、大阪か、なんせ都会。と思う。
「東京」に「むなしく響く」すばるくん「だけに聞こえた」「キミ」からの「不在着信」
勝手に「ぼく」をすばるくんと解釈してるけれど、もうそこは許して欲しい。
ヨコさんがすばるくんに留守電を残す世界が存在するのだろうか。全く想像つかないけれど、それが存在するのかもしれない。
ヨコさんの心の叫びが、すばるくんにだけ届く、そんな、優しくて切ない、ちょっと悲しいかもしれない、世界線。
いつでも横に キミとyouの Blues
いやもう!?!?
キミとyouやん!?
キミタカとユウやん!!!!!!!
正直、この歌詞で「キミ」(※タイトルと曲中の単語)が、「キミタカ」の「キミ」に聞こえるようになった。いやもう、だって、キミとyouを並べるのはずるいわ。
気になって、ブルースってどんな曲なのかなって改めて調べてみた。
「ブルース」とは、孤独感や悲しみを表現する独唱歌であり、悲しみや孤独の感情は、英語ではしばしば「ブルー(blue)」の色でたとえられることに由来している[5]。
(Wikipediaより)
じゃあ、「キミとyouの Blues」は?
私の中での印象なんだけど、
「キミタカ」は、横山さん本人というか、本名だから、ただの「すばるくんの親友の横山さん」だと思ってる。
「ユウ」は、芸名だし、「関ジャニ∞の横山裕」だと認識してる。
その2人、合わせて、パブリックなヨコさんとプライベートなヨコさん。
要するに、「ヨコさん」の、孤独や悲しみを表す歌。
ところで、「横に」というのは、「ぼく」の横なんだろうか、「キミ」の横なんだろうか。
あぁでも、この歌がそもそもブルースなんだとしたら、この歌が「キミとyouのBlues」なんだとしたら。
不在着信をかけてきたヨコさんの横に、いつでもいれないから。すばるくんからのプレゼントなんじゃないだろうか。
ヨコさんが留守電を残す世界線がもしあるのだとしたら、これ以上の優しさはきっとない。
あぁ、すばるくん好きだなぁ。
二歳、いいアルバムだなぁ。
ラブスーパーマン
※支離滅裂、順序めちゃくちゃ、矛盾点多々、勝手な妄想膨大な数、そのほか問題点山積み、な文章。
すばるくんのとき、こんなブログはきっと最初で最後だろうなって思いながら書いた。
現実ってのはなんてことない。私の思いどおりに行くことなんてほんのひと握りだ。
今は、9/6
年下の4人が入所して22年の日だ。
おめでたい、日のはずだったのに。
ちっとも現実味がない。
頭ではわかっていても、心は飲み込んでくれない。
昨日から不意にポロポロ泣いている。
メッセージを見たのはちょうど休憩のタイミングで、なにかの作業みたいにお米を喉に押し込んだ。意識なんてしてなかったのに、唐揚げとタラコ入りの卵焼き、そして黄色いのりたまのかかったお弁当だった。朝の自分を恨んだ。
いつも15分で食べるお弁当を休憩の1時間ぎりぎりかけて食べて、デスクに戻って。
まともにメールが打てない、全く集中ができなくて、10分後に俯きながら立ち上がった。
トイレに駆け込んで個室に入った瞬間、ぶわって涙が溢れた。
ひどい混乱と、悪夢がもう一回やってきたような怖さと、これからどうなるんだろうという不安と、寂しさと。
どうか私を許してほしいのだが(誰に?)、私はこの時脳内でさんざん亮ちゃんを詰った。
嘘つき、嘘つき、嘘つき、嘘つき、って。
自担はすばるくんのとき、よくも悪くも通常運転だった。
彼はそれを狙っていたのだから当然だけれど、だからこそ私は、わかりやすい態度と言葉で引っ張ろうとしていた亮ちゃんのGR8ESTコンサートでの姿が愛しかった。眩かった。頼もしかったのだ。
どこかで、納得をしている部分もあった。
似すぎていて気まずいふたりだ。
そんな所も似てくれるなよ、とも思ったけど。
色んな人と話して、連絡して、いろんな人の呟きを読み流した。
動画も見た。
5人が受け入れすぎてて、最初はついていけなかった。
は?ツアー?は?、は????47???、?は?????いや行くけど、は??????
1人になるとダメだった。
全部、点と点が線で繋がった気分だった。
あぁ、だからいつまで経っても歓喜の舞台円盤化しないのかな。15周年の割にCD全然出してないもんね、あぁ、だから、こんなに早く、15周年のお祭りを形にしてくれるんだね。
文句は言わずともどうしてなんだろ、ってどこかでふんわり思っていたことに、全く予想外の答えをべしって紙に書いて貼り付けられたみたいだった。
理不尽だとさえ思った。
そんな、こんな、一方的な、って。
すばるくんのとき、私は「関ジャニ∞の渋谷すばるは死ぬ。3ヶ月の余命宣告を、私たちは会見で聞いた」と思ってた。
余命いくばくだと他人が言っている声があまりに無責任だったから、私はその頃から耳を閉ざしていた。自分の求める情報だけを得ていた。
言われていたその人が、まだまだこれからも元気で生きているんだと感じた2日後に、突然いなくなったら、理不尽だと思ってしまっても仕方ないんじゃないだろうか。ねぇ、亮ちゃん。
何より、単純な事実が私をザックリ傷つけた。
彼は9/3でグループを脱退しているのだと。
だからコメントにも、関ジャニ∞の記載がなかったのだと。気づいたらもうグルグルだった。感情がグルグル。
なんだよ、なんだよ、勝手にいなくなりやがって。
なんて思い始めた時、ふと気づいた。
え、めっちゃカッコつけた去り際だな?
比較するべきではないんだろうけど、すばるくんは「最後」をわかりやすく演出してくれたと思ってる。
一方亮ちゃんは、いやサプライズにも程があるわって感じだった。
でも、亮ちゃんなんだなぁって、色んなことをゆっくり飲み込んだら思えるようになった。
大好きな人たちが泣いている中、笑えー!って、言える人なんだよ。
きっと最後に見たかったのは、メンバーやファンの悲しい、寂しい顔じゃなくて、楽しい、嬉しい顔だったんじゃないかなぁって、思ってしまったんだ。
もう、なんか、ラブスーパーマン天晴、って感じだ。
参った、参ったよ。あなた以上に愛に溢れて、でもその表現をカッコつけてしようとしすぎてどこかから回っている人、見たことない。
5人の雰囲気も、どこからしくないような、でもらしいような、変な気持ちで味わった。
感情が追いついてないのが1番だったけど、なによりんんん?って、なんでこんな元気だ?って。
勝手に、勝手に想像した。色んなことを飲み込んだあとで、色んなことを勝手に考えた。
ラブスーパーマンに泥をつけないために、彼の演出に乗っかったのかな、とか。
いつかこんな日が来ると、2018年2月から、覚悟してたのかな、とか。
ひょっとして、ひょっとして、ひょっとしたら。
みんなそれぞれ、一度は辞めることを考えたんではなかろうかと、も、思った。
(だから実際に解散、休止の話もなったって聞いてびっくりしなかった)
それぐらい揺られたんだろうし。
自分のやってることを見つめ直す、って言うことは、突き詰めると「続ける」か「やめる」の2択だと思うんだ。「やめる」ことは「変える」ことにもなると思うけど。
私は関ジャニ∞じゃないし20年同じ仕事をしていないから想像でしかないけど、でも、それを一度考えた上で、続ける人と、変わる人に別れたんだ。
ひょっとしたら、彼らにとってはそれ「だけ」なのかもしれない。
なんて、そんな風に思うと、少し落ち着いた。
行き場のなくてふわふわしてた気持ちが、ストン、と、とりあえず足場は見つけたような感じ。
とまぁ、頑張って冷静に見た結果はこうだけど。
やっぱりまだ現実味がない。
悲しい、寂しい、の感情がある。
心配だな、の気持ちも。5人も1人も心配だよ。
でもそれより、なんか、まだ5人の姿を、それが関ジャニ∞のフルモデルとして見ていないからかもしれない。
亮ちゃんが関ジャニ∞じゃないという事実が、全くもって信じることが出来ていない。
いっそ明日あたりにドッキリでーすなんて看板持って動画流してくれないだろうか。
今なら我が家のりょうくんboyをぎゅむぎゅむにするくらいで許すよ。何を許すのかわからないけど。
あぁでも、だから、これからジワジワジワジワ来るのかもしれない。
何週見ても何週見ても、亮ちゃんのいない冠番組を見て、ゆーっくり、ゆーっくり、それが事実になっていくんだろうか。
6人の、センターのいないダンスに少しずつ慣れ始めたのと同じで。
亮ちゃん、亮ちゃん、心配だよ。
お互い不器用にしか人と接することが出来ないから真っ直ぐにぶつかれてなかったのかもしれないけれど、それでもきっと横山さんは亮ちゃんをたくさん愛してたくさん心配してたくさん可愛がってたと思うよ。これからは4つも上の人に無理矢理バナナジュース飲ませたりしちゃダメだよ。
お腹がすいたから心配してくれたり、魚の身を取り分けてくれたり、一人暮らしで食べるものを教えてくれたり、下心なしでそんなことをしてくれる人、なかなか居ないんだから。ねぇ、村上さんがいなくたって、鼻水が出たら自分でかんで、水を被ったら自分で拭いて、周りが知らない人ばっかりでも上手くやらなきゃいけないんだよ。
どついて、しばいて、その癖くっついて寄り添って、そんなワガママな愛を黙って受け入れてくれるのなんてマルちゃんぐらいだよきっと。マルちゃんのギャグも見れなくなっちゃうよ。そりゃあんまりウケてなかったかもしれないけど、それでも時々ハマって一緒にケタケタしてたじゃんか。ねぇ、どこどこ、ってしても、見つけられないんだよ。
本気で怒ってくれて、甘えることも許容してくれて、唯一無二の同い年だったじゃんか。ヤスくんの連れていってくれる世界は、これから少し離れてしまうのかもしれないよ。一緒に曲を作る人も、少ない言葉数だけですべて包み込んでくれる人も、そう簡単にはいないかもしれないよ。ねぇ、亮ちゃん。
大倉くんはたった一人の弟だよ。ねぇ、なにも気負いなく接することが出来ていたんじゃないの、彼の前で。お兄ちゃんになれていたんじゃないの。朝弱かったりお酒と女の子好きだったり、どこか波長があってたんじゃないの。だから時々遊んでたんじゃないの。そんな人、なかなかいないよ。なかなか出会えないんだよ。
心配だよ。
20年一緒にいた人と離れるんだもん。
当たり前が当たり前じゃなくなって、なのにその状況でまた日本中に旗を建てようとしてる5人が心配で、心配で、でも大好きだよ。
亮ちゃん、大好きだよ。
あなた以上にかっこよくて可愛くてキザで照れ屋で不器用で器用な人知らない。
お祭をしてくれてありがとう。お祭を楽しませてくれてありがとう。
関ジャニ∞さん、大好きだよ。
ほんとに休んじゃうかもしれないから全国一周するって、マグロかよ。
でもそんなガムシャラで泥臭くて真っ直ぐなところがほんとに大好きだよ。でももうアラフォーなんだから、お願いだから無茶だけはしないでね。ありがとう。ありがとう。ほんとに、ありがとう。私のアイドルになってくれて、ありがとう。
行ってらっしゃいラブスーパーマン。
ほんとに、楽しかったよ。十五祭、最後まで夢を見せてくれてありがとう。
またどこかで逢う日まで。
楓
名探偵コナン2019紺青の拳見てきた
楓です。
タイトル通り、
映画名探偵コナン2019
紺青の拳
を、見てきました。
ので忘れない内に感想をポツポツ書いとこうかと思います。
(※ネタバレ思いっきり含むので注意!)
まず、
めっちゃ面白かった〜!!!!!
すごいよかったです!
去年のゼロの執行人が高評価すぎたので心配してましたが、さすがコナン映画初の海外舞台。ストーリーはもちろん、グラフィックから音楽、端々の効果音に至るまで最高!
ここから細かいポイントに分けて書いていきますね!
・キッド仕様オープニングやばい
いやほんっと、初っ端からニヤつきましたね!今のオープニングのスタイル(原作の絵を混じえつつバシバシ切り替わる感じ)って多分異次元の狙撃手からかなー?って記憶してるんですけど、その歴代で最も「おおお!」ってなりました!シャレてるな〜ってオヤジ臭い感想(笑)音楽も吹奏楽パターン?だったかなと思います(自信ない)イントロもまた違う感じの音たっぷりでよかった〜!
あとコナンくんの決めゼリフの時は前からあんな映像だったけな…記憶が曖昧なんですが、なんせかっこよかったです。
・対蘭ちゃんにコナンくんがチョロすぎる
ほんと蘭姉ちゃん好きね君…。まんまとシンガポールに拉致されるコナンくんがチョロすぎてほんと心配になりました。私でもわかったぞおい。
・アーサー平井(笑)
相変わらずのネーミングセンスとお嬢さんふたりの鈍さには笑いました。あと平次色にさせられたコナンくん(笑)
が!!!!!!
ひっさびさに映画で閃いた時の効果音(テケテン!)を聞いて嬉しかったですね。懐かしの第一話カットも出て…。最近は閃いた時に(シュピーン!)って効果音ばっかりだったので…
アーサーはコナン・ドイルから来てるのはわかったんですが、平井はまったく知りませんでした(笑)そこまでオタクでもないので。でも、それをキッドに説明してる時のコナンくんが可愛かったですね…(*´ー`*)
・京極さんやべぇ
まぁライフルの銃弾避ける時点でやばい人なんですが、それにしてもやばかったですね。
本編でもそこまで頻繁に出てくる人ではなかったので園子だいすきってこととキッド大嫌いってことと堅物ってことしか覚えてなかったんですが、大体合ってました(笑)
初登場だしポスターにも出てたしで、当たり前ですがかなりメイン!むしろコナンよりメイン!笑
・ゲスト声優すげぇ
今回ゲスト声優さん誰か全く知らずに行って、「レイチェル英語上手なのに日本語イマイチだな…」とか思ってたら河北麻友子ちゃんでした。英語の発音はやっぱり綺麗!
あと山崎育三郎さんね…。聞いたことの無い声だけど、うますぎて誰だろコレとさえ思いませんでした。声覚えてないプロの声優さんだと思ってた。さすがです…かっこよかった…。
・対京極さんにダメダメなキッド
キッドとコナンってトムとジェリーみたいな。追いかけ追いかけられ、時には協力し、相容れないけれど実力は信頼してる、みたいな関係だと思ってるんですけど。ホームズとモリアーティの方が近いかなぁ?
でもキッドと京極さんって、まさにハブとマングースでしたね(笑)もしくはドラえもんとネズミ(笑)京極さんに終始ビビりまくりのキッドが可愛かった〜。キッドのトランプ銃をいつか京極さんが拳の風圧で無効化するんじゃないかと期待してます。もうしたっけ?
・コナンとキッドの協力関係
前述した通り、コナンとキッドは追いかけ合いながらも互いをしっかり認めあっている関係だと思っています。例えば銀翼の奇術師や天空の難破船の時は、休戦協定結んでます、って感じでしたね。初登場の世紀末の魔術師はそこまででもなかったですが。
今回はコナンがキッドに逆らえない事情もあって、いつもよりコナンがキッドに優しかったのが印象的です。京極さんとのバトルの時、サッカーボールが来た場面は鳥肌でした。そのあとのコナンの表情も!かっこよかった〜
・肉弾戦カッコイイ
コナンは、当たり前ですが主人公がちびっ子なので、肉弾戦はほとんどありません。安室さんと世良ちゃんが参戦してからちょっと変わりましたかね?でも新一も肉体派ではないので基本頭脳戦で、体を張る場合はコナンくんは博士のアイテムで活躍してました。同じ理由でカーチェイスもほとんどなかったんですけど、紺碧の棺冒頭の佐藤刑事を皮切りに、警察の方々のカーチェイスが増えたんですよね!
で、肉弾戦担当は基本蘭ちゃんと安室さんで、サブ担当で平次、小五郎のおっちゃん、あと和葉ちゃんって感じですかねー?稀に佐藤刑事とか…。最近だと純黒の悪夢の安室さんVS赤井さんは熱かった!
映画は今までそんな感じなんですが、今回!恐らく本編登場キャラでは一二を争う最強の男が参戦したので!肉弾戦めちゃくちゃ期待してました!
期待通り!いやそれ以上!!!!園子を絶対に守る京極さんの意思がビシビシ伝わってきてニヤニヤしました(´^ω^`)
・差し込み音楽のタイミングとアレンジ
今回(多分久しぶりに)コナンの主題歌が入ってましたね〜!そのコナンソング京極さんVer.(私命名)のアレンジがさいっっっっっっっっっっっっっこうでした!!!!!!
あの曲、ずっと私の中では、新一に会えなくて泣いてる蘭ちゃんを見守るコナンくんの歌だったんですよ。でも今回、京極さんの優しすぎる心にガッチリハマってるな〜!って思いました。考えてみれば、京極さんも基本はアメリカで修行の旅に出ているので、園子も結構寂しい思いしてるんですよね。
めちゃくちゃ余談なんですけど、インストだけで流れてて、でももう私の脳内で勝手に歌詞が再生されて大変でした。普通に覚えてる自分にちょっと引きました(笑)
なーにーもー…できないけーどー…きーみのーかわりー…ぬれるくーらいー…わーけもないっさー…
・女の子達カワイイ
から紅のことがあって、正直、映画で作品内カップルにどうこうさせるのはあんまりいい予想してなかったんですよ。あくまで映画限定のサプライズというか、本人達のみぞ知る特別がちょっとだけにして欲しい的な。(蘭と新一が再会した迷宮の十字路的なあれ)
でも今回、女の子たちのかわいさがすごかったですね!!!
修学旅行終えて初めての映画で、ウキウキルンルンな蘭ちゃんも、京極さんに会えて喜んでる園子ちゃんも…
あと最後の園子ちゃんが!珍しくおでこに前髪かかってて、ほんとにかわいかった!!!デコ出しして正解だよ!!京極さんのメンタル的に!!!!いやどっちもかわいいんですけど、前髪ありの方が幼くて変な男に絡まれる率上がりそうな感じでした。
コナンは、男性陣の強さ・かっこよさは然ることながら、それすら受け入れて待ったり愛したりしている女性陣の逞しさが素敵だと思ってます。守られるだけじゃない女の子達。実際武闘派なのは女性陣も多いですしね!今回の映画は結構それが見れたかなぁと。
・キッドのグッズがパワーアップしてる
コナン企画開発部(博士)に新メンバー(じいちゃん)が加入したようですね…!
こんな高性能なものポンポン作れる人が2人も3人もいてもいいのかって心配になりますがそうじゃなきゃそもそも人が縮んだりしないわな。
それにしてもパラグライダーにプロペラが付いたのは個人的に革新でした…キッドの移動範囲に幅が出たね!おめでとう!
・哀ちゃんの奥さん感が増してる
いやー、年々増してる。正体を知ってる協力者ポジから明確に相棒になったのは紺碧の棺くらいかなーと記憶してるんですが(ベイカー街の亡霊とかちょっと片鱗あったけど)、最近哀ちゃんにもその自覚が出てきたようでなによりです。コナンの無茶ぶりに文句を言いつつも難なく応え、でもダメなことはハッキリNGを出し、探偵団たちを上手く転がして博士を尻に敷く。お洋服のレパートリーが増えてオシャレさんだし、今作は携帯のストラップが可愛くてニヤニヤしてしまいました( ´﹀` )
・秘密兵器京極さん
コナンくんってピンチに陥ると「どうする!?何か…なにか手は無いのか!?」って感じで諦めないのがもちろん彼の特徴なんですけど、同時に「この状況を…一気に逆転できる方法は!?」って割と一発でどうこうしがちです。
まぁコナンくんがピンチの時ってマジで自分か蘭姉ちゃん、下手したら国がヤバかったりする時なので、悠長にステップ踏んでられないから当然なんですけど。
で、毎回タワーから飛び降りたり(漆黒の追跡者)ビルから飛び下りたり(異次元の狙撃手)雪崩起こしたり(沈黙の15分)ボール膨らませたり(天空の難破船)。主にアイテムを活用して乗り切ってるんですけど、今回はまさかの京極さんでした(笑)ミサンガちぎって京極さんのリミッター解除(笑)そのあとの京極さんがまじで無双すぎて笑っちゃいました。京極さんを起死回生アイテムとする二人にも(笑)
ダーーーっと書きましたが、こんなところですかね?
今回の映画ほんとに面白かったです。
強いて気に入らなかったポイントをあげるなら、勧善懲悪という感じではなかったので、真の悪役が分かりにくかったことですかねー?
レオンさんは森谷帝二(時計仕掛けの摩天楼)と沢木公平(14番目の標的)足して二で割った感じの犯人でしたね!プライドがしっかりしてて自分のビジョンに自信がある芸術家タイプ…あってるかな。
リシさんは日下と秋吉美奈子(2人とも水平線上の陰謀)を思い出したなぁ。でも程よく裏切って程よく裏切られてるあたり、根はいい人なんだろうなと思ったり。
なんにせよ、あっちで裏切りこっちで裏切り、そっちで騙されどっちで騙され、みたいな感じだったので、「あ〜!!!!!犯人この人か〜!!!」みたいなのは無かったですね。
まぁでも、それを差し引いても面白かったです!
京極さんの肉弾戦のかっこよさ、蘭ちゃんに鼻の下伸ばすキッド、いざとなるとかっこいいおっちゃん、本命の前だとかわいらしい園子。
キャラの魅力たっぷりでしたし、最初に書いた通り、グラフィック、音楽、効果音に至るまで感動しっぱなしでした!
来年はまたまたあのお方の登場らしいので楽しみだ〜!!!
では。
楓